Paris Gourmand パリのおいしい日々

ゼンパーオーパー演奏会(ドレスデン)Concert a Semper Oper (Dresde)

25 octobre 2014

11h, Concert a Semper Oper.
ゼンパーオーパーでマチネの演奏会。
ランゲの5分時計が11時を告げ、客席が暗くなる。
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Vraiment, Staatskapelle Dresden set top top top! Cerise sur le gateaux, Kyrstian Zimerman a joue! J'etais au paradis….
今回見る3公演中、一番楽しみにしていたのが、ゼンパーオーパー管弦楽団スタッツカペル・ドレスデンのコンサート。
ブロムステッドの指揮は、やわらかな気品に満ちていて、かといって女々しくなくて、精密感と優しさが溶け合ってとてもいい感じ。このオケに合っていると思う。
スタッツカペルは今日も絶好調。弦は前回同様キレがよくて、叙情的かつ達観した感じ。管も火曜日に引き続きが素晴らしい鳴りで、特にオーボエ、ファゴット、そしてホルンの響きと来たら、、。
最初にステンハンマー(って読むのかな?)のシンフォニー2番をやってから、ブラームスピアノコンチェルト1番。
ステンハンマーのロマン派的な情景にたゆたったあとのブラームス、ソリストは、なーんとクリスチャン・ツィマーマン!!もちろん初体験。この劇場、今月はギドン・クレーメルも登場してるし、ゲストすごいなあ。
やわらかなタッチで決して激昂せず、完璧に楽器を緻密にコントロールしている感じ。動きはそれなりに大きいのだけれど、演奏は感情が先走りすぎず、あくまでも曲の魅力を存分に引き出しているイメージ。ついてくるオケの質の高さとともに、両者がものすごい高レベルで引き立てあって、なんだかもう、トランス状態の50分間。
バレエもオペラも簡単にいい席が手に入ったのに、このコンサートだけははやくから売り切れていて、2週間くらい前に、一枚だけ戻り券が手に入った。最上階やや右手であまりいい席でないのだけれど、座ってみると、目の前はシャンデリアとランゲ時計。会場の奥行きがないので、ピアノがかなり近く、真上からツィマーマンの指の動きがほぼ完全に見えた。平土間よりよかったかも。
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周りは、おじーちゃんおばーちゃんばっかり。平均年齢、間違いなく70近い。バレエのときと客層が全然違うし、よけいな咳払いもほとんどなく、拍手も早すぎず、みんな音楽を身近において生きてたという感じですごく素敵。
バレエよりオペラより、やっぱりオーケストラが好きだ。オケの質が最高なら、という条件がもちろんつくけれど。ドレスデンに半年くらい住んで、演奏会に通う日々を過ごしてみたいなあ。
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https://www.semperoper.de
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by yukinokano | 2014-10-27 03:41 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化&オペラ座バレエを中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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