Paris Gourmand パリのおいしい日々

コレジー・ドランジュ カルメン(オランジュ)Carmen Les Choregies d'Orange

08 juillet 2015

Les Choregies 2015 est gate avec de très bons ténors, Calleja, Kauffmann et Alagna.
Le premier de Carmen. Kaufmann qui a chante Don Jose dans Carmen.
今年のコレジーは、テノールに恵まれている。リリックコンサートはジョセフ・カレヤ、8月のイル・トロヴァトーレはロベルト・アラーニャ、そしてカルメンはヨナス・カウフマン。
キャンセル魔のスーパースター。春にもメトでカルメン初日を降りて、プラチナチケットを買った観客達を嘆かせた。昨夜、前奏曲が始まり舞台に彼の姿を認めた瞬間、オランジュの古代劇場に集った8000人の観客は、一斉に安堵のため息をついたに違いない。
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Malgre le fort mistral, le meilleur tenor du monde actuelle a interprete un sublime Don Jose. J'aimerais tant le voir dans des pièces de Wagner, comme Tannhauser, Lohengrin ou Maitre Chanteur.
A revoir au samedi soir en directe a la télé!
昼間の暑い空気が残っていた前夜と一転、昨夜は南仏名物ミストラルがぴゅーぴゅー。声が飛んじゃって、歌手たち大変。これもまた、コレジーの魅力の一つではあるけれど。今まで運よく、コレジーでミストラルに遭遇したことなかったけど、ついに初体験。
カウフマンの、芯のしっかりした熱っぽく語りかけるような声にうっとり。演技力(&顔)も抜群で、圧巻のドン・ジョゼ。目や口元の表現力、すごい。あー、いつかこの人のワーグナーを見たい。タンホイザー、ローエングリン、マイスタージンガーとかがいいなあ。パルジファルやジークフリートもいいかも。でもトリスタンも歌えそう。もう、なんでもいいからワーグナーで聴きたい!
タイトル・ロールがいまいちだったのが残念だけど、インヴァ・ムラのミカエラはさすがだし、他の脇役たちもなかなかで、歌には満足。演出が、劇場の魅力をまったく生かしていなくて浅はかなのが残念だったけど(当然ブーイング)、見上げる空は、ミストラルのおかげで満天の星がごくゆっくりと傾いていくし、前を向けば、カウフマンのそれはそれは魅力的なドン・ジョゼ(あんな美しい声と顔で熱く愛を語られて、カルメン、拒絶するの、さぞかし不本意だっただろう)で、夢心地の南仏の夜更け。
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http://www.choregies.fr/fr/
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by yukinokano | 2015-07-10 20:05 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化&オペラ座バレエを中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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