Paris Gourmand パリのおいしい日々

タンホイザー@メトロポリタンオペラ(ニューヨーク)Tannhauser a MET New York

31 October 2015

My most important moment of this trip.
このオペラを聴きたくて、この時期のNY旅行を決めた。
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Tannhauser at MET, oroducted by Otto Schenk, conducted by James Levine, songed by Jhan Botha, Eva-Maria Westbrook, Michelle DeYoung and Peter Mattei.
The very dream team!
Mervelous!!!!
最愛の作曲家の、まあまあ好きな作品の、史上名高い演出による、生き神様みたいな指揮者が振る、世界屈指のオペラハウスの、ゴールデンキャストによる、公演。
ワーグナーのタンホイザー。メトロポリタンオペラ、シェンク演出、レヴァイン指揮。ヨハン・ボータ、エヴァ=マリア・ウェストブロック、ミッチェル・ドヤング、ペーター・マッテイ。最終日でライヴヴューイング日。
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20数年前、渋谷で見たメト&レヴァインのワルキューレが、人生初のオペラだった。オペラ好きにならないはずがない。あのときも、オープニングの唸るような吠えるような、でもカチッとした音に心奪われたけれど、20年以上ぶりに聴くこのオーケストラの音はやっぱり、深みとキレが魅力的だ。決して感情的にはならず、理性を持ちつつ感動的に、というイメージ。車椅子の、でも昔と変わらぬモジャモジャ頭のレヴァインが登場すると、音を出す前なのに会場全体がブラヴォ!このオペラハウスの、レヴァインは魂。オープニグ、2幕歌合戦の入場、3幕ラスト、心が躍り上がる。
今や古典となったシェンクの演出は、幻想と美と荘厳を通してストーリーを語る、非の打ち所がない正統派の傑作。
現代最高のヘルデンテノールの一人、ヨハン・ぼーたのタンホイザーは、透明感と力強さを合わせ持ち、どこまでも輝かしい。傍を固める、エリザベート、ヴィーナス、ヴォルフラム、ヘルマン、揃いも揃って文句なしの素晴らしさで、これだけの実力派を一度に舞台に乗せられるメトの力に驚く。
コーラスもこれまた見事で、シャープなアコースティックの残響も耳に心地よく、ものすごく久しぶりに、作品、演出、オケ、指揮者、歌手、コーラス、劇場の全てが最高、という、極めて稀な極上オペラ体験。
強いて言えば、ちゃんといい席買えばよかったな。音がもっと響いただろうにね。
あー、素晴らしかった!
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by yukinokano | 2015-11-05 21:41 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化&オペラ座バレエを中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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