Paris Gourmand パリのおいしい日々

2015年 02月 27日 ( 1 )




ペレアスとメリザンド@パリオペラ座 Pelleas et Melisande de l'Opera de Paris

25 fevrier 2015

Pelleas et Melisande de Robert Wilson & Philippe Jordan a Opera Bastille.
パリ国立オペラ座、ペレアスとメリザンド。生で見るの初めて。作品自体、あまり興味なかったけれど、初演時からとても評判よかったプロダクションなので、出向いてみた。
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Bon maittre en scène & bon conducteur pouvant cree un très bon moment. En plus, Elena Tsallagova était parfaite Melisande.
Très belle soirée.
大正解!フランス人作曲家とオペラ座管の相性はいいし、フィリップ・ジョルダンは、棒を持たない柔らかい手でドビュッシーの情緒的で印象派な音楽を上手に語らせるし、歌手達も揃ってまあまあで、特に、エレナ・ツァラゴヴァが、演出にも人物設定にもぴったりの美しくミステリアスなメリザンドでとてもいい。
そしてこのプロダクションの肝、ロベール・ウィルソンの演出。ミニマリズムで象徴的なデコとライト、緩慢かつ神秘的な動きは、白く塗った顔も含めて能舞台のイメージ。人物同士に距離を持たせて、”無”に意味を持たせた動きが絶妙。歌手がふれあうのは、ペレアスが殺される直前の一瞬、ペレアスとメリザンドの手だけ。ラストシーンも感動的で、音楽が終わってもしばらく拍手が沸き上がらず、会場がしんとした感動に包まれた。
異次元をたうたうような不思議な美しさのオペラにとっぷり浸かって、感覚が癒された気持ちのよい3時間。
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いいオペラはお腹をすかせる。ラムリーに行ったらもう飲み物しかなくて、ダローザに行ったらもう閉店で、エトナも飲み物オンリーの時間で、泣く泣くカフェでクロックムッシュ&フリット。とほほな夜食で日付が変わる。
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by yukinokano | 2015-02-27 21:02 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化&オペラ座バレエを中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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