パレ・ド・クリスタル&ダフニスとクロエ Ballet de l'Opera Le Palais de Christal & Daphinis et Chloe
28 mai 2014
Ballet de l'Opera de Paris.
Le Palais de Christal & Daphnis et Chloe. Deux compositeurs français (Bize, Ravel) et deux artistes français (Lacroix, Buren) ainsi deux chorigprahes Balanchine (Balanchine, millepied). Interessant comparaison, bon programme.
Le Palais de Christal. Avec le nouveau costume signe Lacroix, très agréable aux jeux.
オペラ座バレエ、水晶宮&ダフニスとクロエ。ようやく見に来られた。
2人のフランス人作曲家(ビゼー&ラヴェル)、2人のフランス人アーティスト(ラクロワの衣装&ビュランのデコ)、そして2人の”バランシン”ゆかりの振付家(バランシンと、彼の影響を深く受けたミルピエ)。面白い比較が出来るプログラミングに拍手。
水晶宮。10年前にもやる予定だったのに、同じ振り付けで衣装が地味なシンフォニーインCに変わっちゃった。オレリー&ヤン、ジョゼ&エレやマリアニエス、そして若きエルヴェやバンジャマンなんかが出て華々しかったな。
今回、衣装はもちろん見事。ダンサーは、マチュー、途中降板したマリアニエスを引き継いだローラ、そしてコールのハナちゃんに拍手。第3楽章にミリアム&マチアスやフランソワがいれば面白かっただろうに、全体的にちんまりまとまって、バランシンらしいエッジとテンポのきいた魅力がちょっと弱いのが残念。
Daphnis et Chloe. La création de Benjamin Millepied, le nouveau directeur de Ballet de l'Opera de Paris.
En utilisant des visuels et des figures de Daniel Buren, c'est très "son style". La distribution est parfaite et ainsi la musique et la scénographie.
ダフニスとクロエ。オペラ座バレエ次期総裁のバンジャマン・ミルピエのクレアシオン。ダニエル・ビュランの線や色を、グラフィックにデジタルに使いこなした舞台がきれい。ミルピエ、直線や曲線のヴィジュアルアートを使う作品が少なくないけど、彼のこのセンスにビュランのアートはぴったり。オケも偉かった。珍しくバレエ公演に総力を入れたオペラ座管、指揮も正指揮者フィリップ・ジョルダン。普段はオペラしか振らないのにね。ということで、オケがかなりよく音楽会としての完成度がいつになく高い。そして、オレリ&エルヴェを主役に、脇をエレ&アレッシオ&フランソワが固めた完璧な配役。この3パーツだけで、この作品に拍手しない訳にいかない。振り付けは、パドドゥはきれいな動きがそこそこあるけど、ちょっと飽きてしまう部分も。コールの動きはバランシンの影響がありありと感じられる。
何はともあれ美しい舞台。マチュー&レテティアが楽しみ。
Ballet de l'Opera de Paris.
Le Palais de Christal & Daphnis et Chloe. Deux compositeurs français (Bize, Ravel) et deux artistes français (Lacroix, Buren) ainsi deux chorigprahes Balanchine (Balanchine, millepied). Interessant comparaison, bon programme.
Le Palais de Christal. Avec le nouveau costume signe Lacroix, très agréable aux jeux.
オペラ座バレエ、水晶宮&ダフニスとクロエ。ようやく見に来られた。
2人のフランス人作曲家(ビゼー&ラヴェル)、2人のフランス人アーティスト(ラクロワの衣装&ビュランのデコ)、そして2人の”バランシン”ゆかりの振付家(バランシンと、彼の影響を深く受けたミルピエ)。面白い比較が出来るプログラミングに拍手。
水晶宮。10年前にもやる予定だったのに、同じ振り付けで衣装が地味なシンフォニーインCに変わっちゃった。オレリー&ヤン、ジョゼ&エレやマリアニエス、そして若きエルヴェやバンジャマンなんかが出て華々しかったな。
今回、衣装はもちろん見事。ダンサーは、マチュー、途中降板したマリアニエスを引き継いだローラ、そしてコールのハナちゃんに拍手。第3楽章にミリアム&マチアスやフランソワがいれば面白かっただろうに、全体的にちんまりまとまって、バランシンらしいエッジとテンポのきいた魅力がちょっと弱いのが残念。
Daphnis et Chloe. La création de Benjamin Millepied, le nouveau directeur de Ballet de l'Opera de Paris.
En utilisant des visuels et des figures de Daniel Buren, c'est très "son style". La distribution est parfaite et ainsi la musique et la scénographie.
ダフニスとクロエ。オペラ座バレエ次期総裁のバンジャマン・ミルピエのクレアシオン。ダニエル・ビュランの線や色を、グラフィックにデジタルに使いこなした舞台がきれい。ミルピエ、直線や曲線のヴィジュアルアートを使う作品が少なくないけど、彼のこのセンスにビュランのアートはぴったり。オケも偉かった。珍しくバレエ公演に総力を入れたオペラ座管、指揮も正指揮者フィリップ・ジョルダン。普段はオペラしか振らないのにね。ということで、オケがかなりよく音楽会としての完成度がいつになく高い。そして、オレリ&エルヴェを主役に、脇をエレ&アレッシオ&フランソワが固めた完璧な配役。この3パーツだけで、この作品に拍手しない訳にいかない。振り付けは、パドドゥはきれいな動きがそこそこあるけど、ちょっと飽きてしまう部分も。コールの動きはバランシンの影響がありありと感じられる。
何はともあれ美しい舞台。マチュー&レテティアが楽しみ。
by yukinokano
| 2014-05-30 03:29
| アート
Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire. パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化&オペラ座バレエを中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
by yukinokano
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